カテゴリ:楽曲・音楽家紹介( 32 )

今日紹介する柴田淳さんの「変身」という曲ですが、同棲していた彼女を引きずって生きている男性の歌です。

この曲、何が凄いかというと、歌詞のこの一節です。


二人じゃ狭すぎたこの部屋が こんなに広いとは思わなかった

僕が黙っていると 遠くで冷蔵庫の音だけ

静かすぎて寒いよ



一人となり、静寂に包まれた部屋の状態を【冷蔵庫の音だけ】と表現した訳ですが、
「静かだ」「寂しい」などの表現より、凄まじいインパクトがあります。

こういう気の利いた歌詞が聴きたいです。
[PR]
今日、いつもお世話になっている方々のライブがあり、VOW WOWのコピーとのことで、予習の為に久しぶりにアルバム『MOUNTAIN TOP』を聴いてみました。

このアルバムは、彼らのキャリアの頂点にしてラストアルバムで、日清カップヌードルのCM曲「I'M GONNA SING THE BLUES」が収録されていることでも知られています。
Vo:人見元基のスケールのある歌唱が、HR/HMのダイナミズムと融合し、アルバムタイトルにふさわしい内容の名盤です。

改めて聴いた訳ですが、久しぶりに打ち震えるような感覚を味わいました。


人見元基さんですが、現在は英語の先生をやっておられるそうです。

こんな素晴らしいシンガーが音楽で生活できない世の中は間違っている。
[PR]
Vikiさんは、ピアノ弾き語り系シンガーソングライターで、低くて太い歌声に特徴があります。

私がシンガーソングライターの楽曲を紹介する際、歌詞にポイントを絞る場合がほとんどですが、今回は違います。

この曲、展開が多く、プログレみたいなんです♪
Aメロの頭が4分の5拍子
残りは、私の大好きな3拍子系
大サビ前のリタルダントが効いています♪。
現在入手可能音源は、歌、ピアノ、カホーンのみのシンプル構成♪

格好いい♪
-------------------
今日聴いた「曲」『アルバム』
Viki(ピアノ弾き語り系シンガーソングライター)
『静寂の森』
「真昼の月」収録

・Viki&JUN(女性ピアノデュオ)
「真昼の月」
このヴァージョンはツインボーカルですが、いかにヴォーカルがインパクトのある楽器かを思い知らされます。

・ディエゴ・デ・モロン(フラメンコギタリスト)
『ディエゴ・デ・モロン』
スパニッシュ大爆発です♪
[PR]
じゅん】さんは、ピアノ弾き語り系女性シンガーソングライターで、後の【柴田淳】さんです。

小春日和のような温かさを持ち、透明感と品のある歌声は、どんな曲を歌っても良い曲に聞こえるほど良い声です。

今回は、インディーズ盤マキシシングル『ぼくの味方』より、大好きな「パズル」を紹介します。


冒頭の歌詞です。

夕立にとり残されている 不安定に濡れた街角
私とよく似ていると 傘を閉じた

水たまりに映る私は どんな顔をしているんだろう
涙が一滴落ちて 歪んだ


情景描写を使った心理表現


自分を消す夜の足音 影は逃げ出そうとして
長くのびて もがいているのかも

センスの良い詩的表現


そして、サビの歌詞です。

手紙だけ残して 飛び立ったあなたに
もしも今会えたら 何を奪うのだろう

心だけ残して 消え去ったあなたに
もしも今会えたら 何を切り裂くだろう

私だけ残して 燃えていくあなたに
もしも今会えたら あなたをどうするだろう


この人が書く歌詞の女性像は、極めて内気で対象相手を何かしようとは思わないのですが、この曲だけは別で、特異な印象を受けます。


この後の内容ですが、手紙だけ残して飛び立った人の、やりかけのパズルが出てきます。
そのパズルに対し、歌詞中の人物はこう考えます。

ピースひとつだけ捨てといて このままにしておいたら
あなたは疑う勇気 あるかな


「相手が出て行ったしまったのに、いることを前提とした仮定を立てている」、
そして「二人の関係を試す内容」、など色々な意味を内包しており、
侘しげな感じが出ています。


こんな感じで、感情を直接指し示す単語がひとつも出てきませんが、侘しげな心情がこの上なく表現出来ています。

じゅん『ぼくの味方』~柴田淳『オールトの雲』は、こんな表現が満載です。

-----------------------
・じゅんオフィシャルサイト
http://www.frontpage.co.jp/jun/index.html
今はないので、インターネットアーカイブ辺りで探してください。

ダイキサウンド
インディーズ流通の最王手で、かなりの枚数が視聴可能です。

-------------
今日聴いた『アルバム』「曲」
・じゅん(ピアノ弾き語り系シンガーソングライター)
『ぼくの味方』

・Viki&JUN(女性ピアノデュオ)
「真昼の月」「心の声」

・BACK STREET CRAWLER(ポール・コゾフ在籍)
『2nd Street』
[PR]
柴田淳さんの楽曲に、「なんかいいことないかな」というのがあります。ポップな明るい曲調に、日常に根ざした視線の歌詞が痛い、大好きな曲です。

ちなみに、彼女が看護婦補助のバイトをしていたころの口癖が「なんかいいことないかな」だったそうで、そのときの体験を元に、良い事が起こることをどこかで期待しつつも、日々何もないことが分かっている心情を歌っています。


冒頭の歌詞です。


少なからずと私は歪んで 人を見る目に支障が出た
人を信じたい バカを見ないなら 夢を叶えたい 叶うなら


良い事なんか無いと思いつつも、どこか期待している胸の内が、理解できます。


当てもなく今日も朝はやって来て つけっぱなしのテレビがしゃべった
”今日の運勢は絶好調です! あなたの思う通りになるでしょう。”

それなら それなら・・・ 夢見る心はまだあるみたい
悩みも疑いもない この大空を飛んでみたい


占いの結果が良かった事に気分を良くし、歪んでいても希望を捨てきれない自分を再確認します。


最後にサビです。心が痛いです。


なんかいいことないかな
この頃口癖になってきたかな
本当にいいことないかな
どうでもいいように今日も終わっていく
きっと明日なにかあるよ
胸はきしむけど・・・


--------------------------
今日聴いた「曲」
柴田淳(シンガーソングライター)
「なんかいいことないかな」
この頃の彼女の歌詞は、凄く視点が良く、神がかっています。こういう歌詞を書く人を求めていますが、さっぱりいません。
[PR]
歳相応の感受性があり、その表現も存在する。

幾つになっても聴けるアルバム。

安っぽい聖母にでも なったつもりで

今日は なけなしの歌を歌おう

安っぽい聖母だと 笑ってもいいけど

今は なけなしの歌を聴いて


------------------------------------------------------------
今日聴いた『アルバム』
・柴草玲(作曲家、ピアノ弾き語り系シンガーソングライター)
『レクイエム』
http://www003.upp.so-net.ne.jp/inureco/
タイトルトラックが好き。

・竹仲絵里(ギター弾き語り系シンガーソングライター)
『four-leaf clover*』
http://www.usmusic.co.jp/takenaka/
タイトルトラックの自己投影の強い歌詞が好き。

・Camel(プログレ)
『a nod and a wink』
http://www.camelproductions.com/
こういう味のあるギターを弾いてみたい。
[PR]
シングル『太陽』はCCCDじゃないし、何と言っても6曲入りライブDVDがついて、1,365円。これが初ライブだそうで、場所は吉祥寺MANDALA2。余談ですが、会場内の鉄骨に当たると、カーンって音がし、雰囲気を阻害するので、保護材を巻いて欲しいです。

セットリストは、
「ニセアカシア」
「あなたへ」
「向日葵」
「金木犀」
「黒子」
「乙女心ってさ・・・」

オールナイトニッポンのパーソナリティーになったようですが、ちょっと心配です。というのも、2年ぐらい前、今は亡き浜松町JUNKBOXでライブを見たことがありますが、結構早口だったからです。あと、オムニバスCDのレコ発ライブなのに、収録曲をやらない、新潟の小さな町の出身で、そこの町長とメル友だ、と言うことぐらいしか覚えていません。
スタイルとして面白いと思っていましたが、まさかエイベックスからデビューするとは思いませんでした。
http://www.avexnet.or.jp/sasagawa/
[PR]
あんず酒、呑んでる最中!!!
暴言連発の可能性大!
不快になりたくない方は、見ないように!


Vikiさんの紹介も兼ねて、一気に書きます!

愛知でのソロ活動を経て、自身の可能性を試すため97年春上京。都内でのライブ活動を始める。と書いています。オフィシャルでは隠されていますが、その後、とある女性シンガーソングライターとユニットを組まされ、インディーズデビューを果たしています。その音源を持っていますが、正直に言いますが、メジャーデビューすれば、Kiroroや花花の比では無かったでしょう。既に作曲家として、Vikiさんは高い能力を発揮していますし、二人とも歌えて、音域も違う為、美しいハーモニーが聴けます。しかし、それも長くは続かなかったようで、二人ともソロになり、インディーズデビューし、一人はすぐにメジャーデビューし、一時はネクストブレイク候補として、チャートの上位に食い込みます。
しかし、当時のVikiさんはバイトをしながら、インディーズで活動していました。どんな想いで、かつての相方の快進撃を見てたんでしょう。その頃だったと思いますが、ロッテのクールミントガムのCMに、この曲が使われたと思います。昔からある曲であり、偶然だと思いますが、タイミング的に歌詞を読むと恐ろしくなります。理由は次からの本題を読んでください。彼女の胸の内を投影したとてつもなく重い曲です。

2番のBメロ?というかサビ?の歌詞の引用します。

雨を待つ大地のように 心涸(かれ)れても君を待っている

繰り返す道はどこまで続くのか いつか知るために

今はただ静かに燃える太陽の下で息を潜めてる

いつか来る新しい朝陽を見るために ここで待っている

静かの森で


ここで、【君】、【太陽】という言葉が出てきますが、もちろん比喩です。

もう分るでしょう。

その後、彼女もメジャーデビューし、キングレコード所属となっています。
http://www.viki-mw.com/

音楽で表現される物の一つが、【自己投影】だと思います。

未発表のカバー曲、歌の上手いカラオケでは、私の心は微塵も動きません。

だから、私はシンガーソングライターにこだわります。

ROMってるブログが、またひとつ止まりました。でも、私は止まれません。黙ってられないから。

もうひとつ書くが、よくこれ良いよね~。とか言うヤツが居るが、そいつらに言いたい。お前はそれを求め探したのか?ほとんどのヤツは、TVから流れてくるのをただ聴いただけ。

今やBIGになったバンドやアーティストも、昔は無名時代でした。本当に、支援が欲しかったのは、その時だったでしょう。心が折れそうになりながらも、自らを奮い立たせ、成功を夢見てた、その時です。

好きなら求めるはず、ならば探して欲しい。彼らは待っている。

いつか来る新しい朝陽を見るために ここでまっている 静かの森で
[PR]
マハヴィシュヌ・オーケストラ CD ソニーミュージックエンタテインメント 1991/10/25 ¥2,039
----------------------------------------------------------
今日聴いた『アルバム』
・ジョン・マクラフリン&マハヴィシュヌ・オーケストラ(ジャズロック)
『火の鳥』オフィシャルがある人↓
http://www.johnmclaughlin.com/
http://www.janhammer.com/
http://www.billycobham.com/

・キング・クリムゾン(プログレ)
『the construkction of light』
http://www.king-crimson.com/

・入日茜(作曲家、ピアノ弾き語り系シンガーソングライター)
「水色の街」「人生」「レクイエムが聴こえる」「骨ないヴァランタン」『Cocktail』
http://www.good-day.info/irihi/
9/10(金)テアトル池袋で21:15~の映画上映終了後、ライブを行います♪
http://www.cinemabox.com/schedule/ikebukuro/index.shtml
ファーストアルバム『魂のうた』9/23リリース!視聴は↓
http://www.musicweb.ne.jp/search/result_a2.php?MWA0180

-----------------------------------------------------------
≪本文≫
メンバーは
ジョン・マクラフリン(ギター)
ジェリー・グットマン(ヴァイオリン)
ヤン・ハマー(キーボード、ムーグシンセ)
リック・レアード(ベース)
ビリー・コブハム(ドラムス)
と、そうそうたるメンツで、歴史にその名を残しています。

音楽性をジャズ・ロックと表現しましたが、フュージョンではありません。ジャズ・ロックとは、誰の言葉か忘れましたが、ジャズのイディオム、ロックのアティチュードと形容されるものです。攻撃的で、怪しげな雰囲気を持つ、癖の強い、独特のジャンルです。

ちなみに、マハヴィシュヌとはジョン・マクラフリンの法名で、インドの導師から頂いたもので、彼が中心人物と言えるでしょう。そのマクラフリンですが、マイルス・デイビスにギターの凄さを知らしめた人物だそうで、超凄腕ギタリストです。

久しぶりに聴きましたが、圧巻です。お勧めは「火の鳥」もいいですが、あえてここは「ONE WORD」です。9:55もある長い曲で、ドラムソロやアドリブパートもあり、スタジオライブっぽい感じがします。ライブらしいのですが、変拍子、テンポチェンジの嵐で、ライブ演奏してしまうその力量には、敬意を表します。

ただ難しいだけのように書いていますが、違います。超を1億回付けたくなる格好良いパートが存在します。それは8:30ぐらいからラストまでです。

変拍子の複雑なキメに合わせてギターとドラムがユニゾンします。そして、ギターだけが抜けると、代わりにキーボートとヴァイオリンがそのキメをユニゾンします。これを交互に繰り返し、そしてベースがコードのルートを追うと、とどめに

そのキメを、ギター、キーボード、ヴァイオリン、ドラムでユニゾン!!!!!

これがマジ格好良い!!!!!!


至高のミュージシャンシップが成し得る、唯一無二の音楽世界です。

パクる予定(笑)
[PR]
久しぶりにこのアルバムを聴きました。以前、ここでも書いたことがありますが(04.5.25)、この作品、アイルランドがテーマです。アイルランドは、イギリスの最初の植民地となり、多くの人が祖国を追われた歴史があります。あれから数百年、北アイルランドでは今でも独立運動が行われており、IRAがテロなども行っています。そして現在、世界各地で、何人死んでも止まらない同様の連鎖が続いています。
ベスラン(ロシア・北オセチヤ共和国)の学校では、何人殺されたんでしょう。

メインテーマであるゲール民謡「IRISH AIR」の歌詞の壮絶な最後の部分を紹介します。

And with strength and faith in God above,
神への信仰とその強さを胸に

there in Ireland I would gladly die.
私は喜んで死ぬだろう...このアイルランドで。




------------------------------------------------------------
今日聴いた「曲」『アルバム』
・CAMEL(プログレ)
『Harbour of tears』
http://www.camelproductions.com/

・SCORPIONS(ウリヒット・ロート在籍)
「DRIFTING SUN」「FLY TO THE RAINBOW」
http://www.ulijonroth.com/
http://www.the-scorpions.com/

入日茜1stアルバム『魂のうた』9/23リリース。視聴は↓
http://www.musicweb.ne.jp/search/result_a2.php?MWA0180
[PR]
スペルボーン(Spellborn)