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入日茜「リリィ」

舞い踊る雪が空に溶けて君をさらっても 

胸に残る君の歌は今夜また街に響くよ


入日茜さんの『リリィ』の一節です。
今、雪が降っていますが、雪が降るとこれを思い出します。

私にとっては、初ワンマンに行くきっかけとなった曲であり、彼女にとっては、オムニバスCD「cocktail」に収録を希望した曲であり、そして彼女自身が自分の真ん中を流れる曲と位置付けた曲でもあります。

内容は、夢を追った男女の物語で、7分を超えるドラマティックな大作です。
すべての要素が素晴らしい超名曲なのですが、私が胸を熱くするのは、それだけではありません。私が胸を熱くするのは、歌詞に見える彼女の胸の内です。少し前まではレコード会社も付いておらす、音楽活動を続けるのが危うい状態でした。そんな中、歌詞の中で、彼女(リリィ)は夢を追い続けることを選択しますが、それに対し、タイトルにあげた一文が彼女(入日茜)の胸中でしょう。

彼女は自分が「シンガーソングライター入日茜」でいられなくなる日が来ると思っている節があります。オフィシャルのnoteで「彼女(入日茜)に将来があるとすれば」という一文もあります。


舞い踊る雪が空に溶けて君をさらっても 

胸に残る君の歌は今夜また街に響くよ



その日が来ないように、彼女が入日茜でいられるように、微力ですが応援します!
スペルボーン(Spellborn)